先輩の泪と大型バイク免許
昨年暮れ、私が新米の頃からお世話になっている先輩たちと定例の飲み会があり、一番お世話になっている先輩と仕事のグチを面白おかしく話していたのですが、一瞬の沈黙のあと、先輩はふぅ〜とため息をつき、
「俺、病気であの大型バイク降りるねん・・・」
と呟きました。
その時、先輩の目には薄っすらと泪が浮かんでいたのを私は見逃しませんでした。
私の脳裏には、先輩とお仕事をご一緒した平成17年当時にそのバイクを買われて、それはもう嬉しそうに話されていた姿や、ツーリングに行った写真を撮っては送ってきてくれていた思い出が蘇り、泣きそうになり、しかし、かける言葉も見つからず辛うじてただ一言、
そうなんですか・・・
とだけ答えました。
次の瞬間、先輩は私に笑顔を向けてこう言いました。
「俺のバイクに乗ってくれや。」
私は中型バイクの免許しか持っておらず、譲り受けても乗れないのでそのことを伝えると、
「大型バイクの免許とれ。」
と一言で終わりました( ゚д゚)…
そりゃあ私もいつかはGSと憧れ、大型バイクの免許を取らねばと思ってはいましたが、特に急ぎもなくしばらくはHAYAたんと今の400Xで旅をするつもりでした。
しかしながら、先輩の想いを考えると無碍に断ることも出来ず、これは一大事、とりあえずその場では何とか誤魔化して家に帰り、嫁さんにこの話をしたところ
免許取って引き継いでおいで^_^
すんなりと許可が出ました( ゚д゚)!
実は、この先輩を私の嫁さんも知っていて、かつて夫婦でお世話になったので、事情を聞いて察したようです。
もちろん、私が乗りたがっていることも(//∇//)
こうなると、もうやる事は一つ。
というわけで、大型バイクの免許取得に向けて、教習所に申し込みました!^_^
この時期は学生さんが春休みということで予約が大変でしたが、教習所の方がねじ込みで入れてくれたということで、一度たりとも落ちることは許されません。
そして・・・
本日、無事に大型二輪免許を取得しました〜‼️
早速、週末に先輩の家へご報告&譲渡手続きに伺いま〜す^_^